情報の共有化が活用されているのは、各配送先毎あるいは近接する複数の配送先毎の出荷情報の集約化の部分である。こうした出荷情報の集約化により、プラネット物流(株)の職員は5〜10分で配車計画を決定することが可能である。配車計画の決定後は、電子情報は、配送伝票の作成、ビッキングリストの作成、車両積込明細表の作成、運賃計算にも活用される。
なお、実際の運送業務を行うトラック事業者は、方面別に利用する事業者が予め決まっており、配車計画の決定と同時に各事業者の担当台数が決定する。各トラック事業者との間の配車情報や運賃計算等についてはEDI化されていない。
プラネット物流への在庫補充の判断は、プラネット物流の棚卸しデータに基づき、各メーカーの責任において行われる。