起倒用ねじ棒の取付方法の一例を<図 5-3-4>によって次に説明する。
(a) AとBの部品を入れ替えることにより、起倒装置用ねじ棒を下向きに取り付けることができる。通常、ねじ棒は上向きにセットされている。
(b) 起倒装置のねじ棒はグリースを塗布する。
(c) グリースを取付後に塗装する場合は、ねじなど起倒時に動作する部品には塗らないこと。
(2) 起倒装置、空中線及び給電部の取付方法
起倒装置及び空中線の取付方法の一例を<図 5-3-5>によって次に説明する。
(a) 起倒装置Lを取付用台座に固定する。
(b) 六角ボルトとばね座金PQ6個を取り外す。
(c) 起倒用ハンドルMをねじ棒にセットし、落下防止用の座金OとボルトNで固定する。
(d) 起倒用ハンドルを右回りに回し、起倒部を90度まで倒す(起倒用ねじ棒が下向きの場合左回し)。