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4-3-1 床置形機器の取付け

一般的に重量がある大形機器の場合は、床置形とする。

機器台を床に予め取り付けておく床置形の取付方法の一例を<図 4-3-1>によって次に説明する。

(a) 床に機器台を取り付ける。

(b) 機器をクレーン又はチェンブロックなどを用いて機器台のボルト穴の位置に合わせて仮置きする。

(c) 平座金を入れたボルトを取付台の下側から差し込み、ばね座金及びナットを入れ、締め付ける。

 

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<図 4-3-1>取付台利用による床置形の取付方法

 

この他、機器底部に機器台を事前(船内搬入前)に取り付けておく場合もある。

取り付ける機器重量によりボルトの大きさ、数を選択する必要があるが、これについては、4-2-1を参照のこと。

ジャイロマスターコンパス、磁気コンパス、自動針路保持装置などのように船の中心線上に、あるいは中心線の近くに、機器に記載されている船首マークと正しく平行に装備しなければならないものについては、予め船の中心線を計測し、床に白ペンなどで平行線を記載しておいてから、それに合わせて取り付ける。

機器台に傾斜や片締めのねじれがあると機器扉の開閉などに不具合が発生するので、機器台の水平には十分注意する。機器台が水平でない場合は、機器と機器台の間にライナーを挿入し、不具合要因を処理し水平にした後に完全に締め付ける。水平据付けの調整の一例を<図 4-3-2>に示す。

 

 

 

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