3-5-3 同軸管の布設方法
同軸管を空中線部にロータリー・ジョイントを用いて垂直に導入する方法の一例を次に示す。(<図 3-5-12>参照)
(a) 空中線部のロータリ・ジョイントの同軸コネクタに、同軸管の上端に接続したコネクタを接続する。
(b) マストの取付台にケーブルクランプで軽く固定し、貫通金物を通し、船室内に引き入れ、送受信機のウェーブカプラと接合する(同軸管に同軸コネクタを取り付けた状態では、貫通金物を貫通させることができない場合もあるので、注意する)。
(c) クランプで同軸管を固定し、貫通部に防水処理を施し、保護カバーを取り付ける。