(2) 導波管のブッシング、接続台座への取付方法の一例を<図 3-4-4>によって次に説明する。
(a) 露出した導波管部分にブッシングを差し込む。この場合フラットフランジでは導波管の端が1.5〜2mm、チョークフランジでは約3.5mmフランジ端から突出する。
(b) 挟む面が平らなプライヤを使って、開口部の螺旋のうねりを平らにする。
(c) 平らに延ばした導波管の端を、専用の広げ工具(フレア工具又はプライヤー)などで反時計回りに全周にわたり開いて広げ、次にハンマーや丸棒を用いて導波管を円周方向に徐々に押し広げ、フランジ面に密着させる。(この作業を「タンピング」という。)導波管に異物が入らないようにブッシングをやや下向けに加工すること。
(d) ブッシングと接続台座を4本のねじで取り付ける。