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2-4-2 防水区画の貫通

水密甲板、水密隔壁又は気密を要する隔壁を貫通する電路は、その部分を電線貫通金物を使用し、又はその他の方法で水密、気密を保たなければならない(船舶設備規程第 252条)。

電線貫通金物の取付けは孔開けが伴うので、船体強度部材の強度を損なうことがないような位置でなければならないので、造船所の了承を得ること。開孔の大ささは、貫通金物の外径より2〜3mm程度大きくし、貫通金物の取付けは両面及び全周溶接で行い、その後、染色法あるいは貫通金物に盲(めくら)栓施工後に空気圧をかけて石鹸水により漏れをテェックする。

防水区画のケーブル貫通方法の一例を<図 2-4-4>、<図 2-4-5>に示す。

 

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<図 2-4-4>防水区画のケーブル貫通方法

 

 

 

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