日本財団 図書館


1-2 電気艤装工事の計画と管理

工事の計画を立て、これを管理する場合、対象となるのは「人」、「時間」及び「物」の三つである。このほかに考慮すべきこととして「費用」があるが、これは前記の三つを通して管理されることになる。

(1) 人の管理

全期及び各期ごとの所要工数の山積計画、人手の確保、作業量の平準化、配員の適正化、能率向上、安全の確保、技術の改善、品質意識の向上

(2) 時間の管理

工程計画、進渉状況のチェック、手待時間の低減、材料入手の円滑化、工期の短縮

(3) 物の管理

材料・機器・図面などの適時入手、物量把握、艤装品の精度の向上、価格分析による無駄のない購入、標準化によるコストダウン

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION