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データ通信(data communication)
通信回線(無線、有線)を使用して、意味のある記号を相手に伝えることがデータ通信である。CCITT(国際電信電話諮問委員会)では、データ伝送を「機械によって処理される、あるいは処理された情報の伝送」と定義している。したがって、データ通信は、通信回線を使用したデータ伝送と、コンピュータによるデータ処理機能とを結合した通信と考えてよい。
デガウススイッチ
カラー用CRTのシャドウマスクが磁化されると電子ビームが曲げられて色ズレなどの不具合が発生する。この磁化されたシャドウマスクに外部から強制的に交流磁界などをかけて通常な状態に戻す(消磁)ためのスイッチのこと。
デコーダ(decoder)
数値化された情報を、もとの情報に復元すること。
有料放送を受信する場合のスクランブルを解除するための機器。
デジタル回線
伝送信号の形態がデジタル信号の通信回線をいう。この場合の端末装置には、DSUが使用される。
デシベル(decibel,dB)
増幅器や空中線の利得などはデシベル(dB)で表されることが多い。デシベルを使う利点は、次に示すように対数的な性質を持っているので、広い範囲の数値を簡略化して使える。また、例えば何段かの増幅器の利得を総合するときはその和を取ればよい、といった点が上げられる。デシベルは、電力比を表すときと電圧比や電流比を表すときでは異なるので、注意すること。
電力比:P[dB]=10 log(P2[W]/P1[W])
電圧比:E[dB]=20 log(E2[V]/E1[V])
電流比:I[dB]=20 log(I2[A]/I1[A])
dB表示では、有効数字として、2〜3桁で表すようにしている。