第13章 用語と解説
13.1 和文
[あ]
アキュムレータ(accumulator)
演算装置の中にあって、四則演算や論理演算などの結果を一時保管するレジスタ部分のことである。アキュムレータに数値が入っている場合、次に数値が入力されるとアキュムレータの内容は、両者の和で置き換えられるようになっている。
アクセスタイム(access time)
記憶装置から読み出しを行う際に、任意の記憶場所を指定してから実際にデータが読み出されるまでの時間をいう。この時間が短いほど高速処理が可能となる。
アセンブラ(assembler)
計算機の一つ一つの動作を簡単な単語に対応させて記述されたプログラム(アセンブラ言語)を読み込んで、コンピュータが直接理解できる機械語に変換するプログラムのこと。
アスキー(ASCII)
American Standard Code for Information Interchange:情報交換用米国標準コード。アスキーコードとして一般化している文字コードで英字、数字、記号などを7ビットの2進数に対応させている。
アドレス(address)
記憶装置の中の一つ一つの記憶場所にあらかじめ割り付けられている一連の通し番号のことである。情報の読み書きに際しての記憶場所の指定は、そのアドレスを指定することにより行われる。
アナログ回線
伝送信号の形態がアナログ信号の通信回線をいう。この場合の端末装置には、モデムが使用される。
アナログ通信とデジタル通信
電気通信では、伝送する情報をいったん電気信号に変換する。この電気信号の形態によってアナログ信号とデジタル信号に分けられる。アナログ通信は、伝送する情報をアナログ信号のままで、デジタル通信は、伝送する情報をデジタル信号のままで伝送、交換する通信方式である。