ケーブル以外にも回路のコイル、トランス、スイッチ、基板、アース線などからも直接妨害波が放射される。妨害波を出さないことは外部からの妨害に対してイミュニティが強いことにもなる。
<図 12.6.3>ケーブル対策
<図 12.6.4>一般の対策
<図12.6.3>はシールドケーブルにチョークフィルターを挿入してコモンモード成分を阻止する場合を示す。<図12.6.4>は、一般的な対策を示す。(a)フィルターを挿入する(b)アースを集中して大地や基板に落とす(c)回路や機器を遮蔽する、などによる。
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