電圧降下率は一般に次式から求められる。
(1) 交流単相2線式回路
LD=(R20×K1×2L×I×δ)/V×100
(2) 直流2線式回路
LD=(R20×K1×2L×I)/V×100
ここで
LD:電圧降下率[%]
L :ケーブル片道の長さ[m]
V :回路電圧[V]
R20:導体温度が 20 ℃における導体の直流抵抗[Ω/m]
K1 :絶縁体の最高許容温度における導体抵抗温度係数
(<表11.2.3>参照)
δ :交流電圧降下係数(誘導電圧降下係数)
(弱電機器の場合には、電動機は使用されることはあまりないので、無視し 1.0としてよい。)