日本財団 図書館


(2) 光ファイバケーブル

コンピュータの使用などにより船内の情報量が増大し、それに伴って使用ケーブル量も増加してきており、ケーブルの削減、通信速度の増大、ノイズの軽減などの理由でコンピュータの伝送路用などに光ファイバケーブルを使用することがある。

光ファイバ自体は、通常のケーブルのワイヤー形と比べ細くて折れやすいので、布設工事の際には注意が必要で、機器への接続に特殊工法が必要となる。

現在のところ船用としての規格がないので、使用に当たっては、船級協会などに照会すること。

光ファイバケーブルの構造の一例を<図11.2.3>に示す。

 

197-1.gif

<図 11.2.3>光ファイバケーブルの構造

 

(3) その他

GMDSS機器にはメーカー支給の特殊ケーブルが多いので、使用に当たっての詳細はメーカーの指示に従うこと。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION