自動交換機の主な仕様の一例を次に示す。
(a) 回線数:50回線(50個の電話機の実装数)
(b) 接続回路:4回線(同時に4つのグループが通話可能)
(c) レジスタマーカ回路:2回線(同時に2つのグループの計数が可能)
(d) 監視・警報回路:一式
(e) 信号発生回路:一式(400 Hz)
(f) 増幅回路:一式(船内指令装置へ接続、呼び出すページング機能)
最近では、船内電話装置は、単体として使用されるばかりでなく、船内指令装置や他の情報伝達装置と組み合わされて、より広範囲の情報伝達手段としての機能を有するようになっている。
自動式電話機の回路構成の一例を<図 6.3.1>に示す。