(1) 指向性空中線(インマルサットA及びB);
他の設備の空中線からできるだけ離れ、かつ、仰角-5度から90度までの範囲にシャドーセクターが6度を超える障害物がない位置
(2) 無指向性空中線(インマルサットC);
船首及び船尾側の仰角 -5 度から90度まで並びに両舷の仰角-15 度から90度までの範囲にシャドーセクターが2度を超える障害物がない位置
(参考)
国際通信用ファクシミリは、次のように分類される。
(1) グループ1(G1)
伝送信号の帯域を圧縮するために特別な手段を用いることなく、両側波帯変調を用い公称線密度4mmでA4判の文章を3分〜6分間で伝送する装置。
(2) グループ2(G2)
公称線密度 4 mm でA4判の文章を3分間で伝送可能とするために帯域圧縮を用いる装置。
(3) グループ3(G3)
変調過程に先んじて文書信号の冗長情報を削減する手段を備え、かつ、A4判のタイプ文書を約1分間で伝送する装置。
(4) グループ4(G4)
G3の装置ではモデムを使用して通信するが、この装置ではモデムを使用しないで直接デジタル信号を送受して通信している。そのため通信時間はA4判のタイプ文書を約3秒で伝送できる。