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1.3.2 船級規則

運輸大臣が認定した日本の船級協会である日本海事協会(NK)の検査を受け船級の登録をした船舶で旅客船以外のものは、その船級を有する間は、船体、機関、電気設備、排水設備、救命設備、居住設備、衛生設備、航海用具などの設備に関し管海官庁又は小型船舶検査機構の検査を受け合格したものと見なされている。ただし、無線電信又は無線電話施設については管海官庁又は日本小型船舶検査機構の検査を受けなければならない。

諸外国においてもこのような船級協会が存在しているが、主な船級協会を<表 1.3.2>に示す。

 

<表 1.3.2>主な船級協会

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(注) 本表の船級協会は、IACS(International Association of Classification Societies;船級協会連合)のメンバーである。このほか、CR(China Cooperation Register of Shipping;台湾)などがる。

 

1.3.3 国内外の関連規格

船舶の電気設備や装置の性能基準などには、関連する規格・標準の引用がなされているものも多い。関連する主な国内規格・標準を<表 1.3.3>に、国際規格等を<表 1.3.4>に、外国規格等を<表 1.3.5>に掲げておく。

 

 

 

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