日本財団 図書館


(3) デスクランブルは、系列215-1のPN系列との排他的論理和をとること。

(4) 差動復号器は、デスクランブルの後段に位置すること。

(5) 復調器入力までの選択度特性は、次の条件に適合すること。

ア 希望信号を中心として(±)25kHz以内を除いた1,525MHzから1,559MHzの周波数範囲のすべての妨害信号除去比は40デシベル以上であること。

イ 希望信号の周波数を中心として上下にそれぞれ10kHz離れた2波の隣接信号の存在による性能の劣化は、搬送波電力対雑音電力密度比に換算して0.5デシベル以内であること。この場合、隣接信号は、希望信号と同様のもの(毎秒6,000ビットのランダムデータで変調された帯城制限された2相位変調とする。)であり、それぞれ希望信号より2デシベル高いものとする。

(四) 無線電信(毎秒300ビットを超えるデータ伝送を行うものに限る。)による通信を行う場合は、1次の条件に適合すること。

(1) 1の(三)の(1)の条件に適合すること。

(2) 受信信号は、次のとおりであること。

ア 1の(四)の(2)のア及びイの条件に適合すること。

イ 伝送速度は、毎秒24,000ビットであること。

(3) (三)の(3)の条件に適合すること。

(4) 復調器入力までの選択度特性は、次の条件に適合すること。

ア 希望信号を中心として(±)50kHz以内を除いた1,525MHzから1,559MHzの周波数範囲のすべての妨害信号除去比は40デシベル以上であること。

イ 希望信号の周波数を中心として上下にそれぞれ20kHz離れた2波の隣接信号の存在による性能の劣化は、搬送波電力対雑音電力密度比に換算して0.8デシベル以内であること。この場合、隣接信号は、希望信号と同様のもの(毎秒24,000ビットのランダムデータで変調され、帯城制限されたO-QPSKとする。)であり、それぞれ希望信号より6デシベル高いものとする。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION