(五) 無線電信による通信を行う場合は、次の条件に適合すること。
(1) (四)の(1)、(3)及び(4)の条件に適合すること。
(2) 受信信号は、次のとおりであること。
ア 1の(五)の(2)のア及びイの条件に適合すること。
イ 伝送速度は、毎秒24,000ビットであること。
(3) 誤り訂正複号は、符号化率4分の3、拘束長7のバンクチャド畳み込み符号化された受信信号をビタビ復号するものとし、そのもとになる符号化率2分の1の畳み込み符号の生成多項式は、次のとおりとする。
G1(X)=1+X2+X3+X5+X6
G2(X)=1+X+X2+X3+X6
(4) 音声復号化は、APC-MLQ方式であること。
3 空中線等
(一) 軸比は、最大指向方向において2デシベル以下であること。
(二) 空中線は、通常起こり得る船舶の動揺、船舶の航行及びインマルサット人工衛星局の位置変動においてインマルサット人工衛星局を自動追尾できること。
(三) レドームは、付着する水分及び塩分等により特性の劣化ができる限り少ないこと。
(四) 追尾する衛星の仰角及び方位角からなる空中線の位置情報を,(±)5度以内の誤差で周期的に検出する手段を備えていること。
4 電磁干渉
第一の二の4の条件に適合するものであること。
第四 インマルサットM型の無線設備 (略)
第五 インマルサット高機能グループ呼出受信機
一 一般的条件
1 第一の一の6から11まで及び13の条件に適合すること。
2 NCSコモンTDMの番号が20記憶でき、かつ、選択できること。
3 次の表示機能を有すること。
(一) NCSコモンTDMの同期状態
(二) 通報の着信