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(二) 等価等方輻(ふく)射電力は、36デシベル(1ワットを0デシベルとする。)許容偏差は、(-)2デシベルから(+)1デシベルまでとする。)であること。

(三) 無線電信による通信を行う場合は、次の条件に適合すること。

(1) 変調方式は、差勳符号化(入力信号が「一」のとき位相が180度変化するものをいう。)による二相位相変調方式であること。

(2) 通信のための送信信号(呼出しのためのものを除く。)は、次のとおりであること。

ア 構成は、別図第一号のとおりであること。

イ 前置符号は、搬送波再生用符号、クロック再生用符号及び同期符号から構成されること。

ウ 搬送波再生用符号は、50ビットで構成され、各ビットとも「0」であること。

エ クロック再生用符号は、29ビットで構成され、各ビットとも「一」であること。

オ 同期符号は、「0000 1000 0101 0011 010 11001 1111 11」であること。

(3) 呼出しのための送信信号は、次のとおりであること。

ア 構成は、別図第一号のとおりであること。

イ 前置符号は、(2)のイからオまでの条件に適合するものであること。

ウ 誤り検定符号は、BCH符号とし、その生成多項式は次のとおりとする。

G(X)=1+X+X2+X4+X5+X6+X8+X9+X10+X13+X16+X17+X19+X20+X22+X23+X24

(4) 連続する符号「一」から成る変調信号を入力したとき、搬送波周波数から50kHz離れた周波数において、6.3kHz幅当たりの電力レベルをできる限り搬送波レベルより40デシベル以上低くするためのロールオフフィルタ特性を有すること。

(5) 呼出しを行う場合には、その都度、二波の呼出し用周波数が交互に選択されること。

(6) 呼出しが終了してから、10秒間は、再呼出しができないこと。

 

 

 

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