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図2・17 浮揚型極軌道衛星利用非常用位置指示無線標識装置

 

(2) 小型船舶用極軌道衛星利用非常用位置指示無線標識装置

従来は大型船舶と同じEPIRBが装備されていた総トン数20トン未満の小型船舶と小型漁船に新しく小型船舶用のEPIRBが導入された。この小型船舶用のEPIRBは、大型船舶用に比べて次の点で簡易化されている。

1] 連続作動時間が48時間以上から24時間以上と半減され、低容量の電池の使用ができる。

2] 落下試験の高さが20mから5mと低くなり、構造の簡易化が可能となった。

3] 水密度が深さ10mで5分間から、深さ2mで5分間に変わった。

 

 

 

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