日本財団 図書館


4] 手動で作動でき、手動で不作動にできること。

5] 信号が送信されていることを示す方法が備えられていること。

6] 静水中で上向きに浮くことができ、すべての海洋の状況で十分な安定度と十分な浮力を有すること。

7] 20mの高さから水中に落下しても損傷しないこと。

8] EPIRBの本来の動作を確認するために、衛星システムを使用することなく試験ができること。

9] よく見える黄色/オレンジ色を使用し、再帰反射材が取付けられていること。

10] 係留用として使用するために適切な浮力のある索を備え、自由浮揚の際に船体構造にからみつくことを防ぐようにしておくこと。

11] 付近の遭難者と救助装置の位置を示すために、暗夜に動作をする低い衝撃係数の光源(0.75カンデラ)を備えること。

12] 海水と油によって、はなはだしい影響を受けないこと。

13] 日光に長時間暴露されても劣化に耐えること。

(e) 電池は、衛星EPIRBが少なくとも48時間動作できる十分な容量をもつこと。

(f) 衛星EPIRBは、次の環境条件の下で動作するように設計されていること。

1] 周囲温度:-20℃から+55℃

2] 氷結

3] 100ノットまでの相対風速

4] -30℃と+65℃の間での保存

(g) 装備した衛星EPIRBは、次のものであること。

1] その場所で手動で作動でき、自由浮揚のための装置が装備されているときは、航海船橋からの遠隔作動もまた、備えること。

2] 船上に装備中に、航洋船の甲板上で通常出会う衝撃、振動、その他の環境状態に対しても本来の動作ができること。

3] 45°までの傾斜又はトリムにおいて、4mの水深に達する前にそれ自身が離脱し、自由浮揚するように設計されていること。

(h) 装置の外面に明瞭に次の表示があること。

1] 製造者の識別、型式承認番号又は型名及び製造番号

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION