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(8) スペース周波数  1785Hz±0.5Hz以内

(9) 警報装置  呼出しを受信した場合は、可視、可聴の警報(遭難呼出し等緊急な呼出しを受信した場合には特別な可視、可聴の警報)を発する機能

 

2・2・5 MF/HFデジタル選択呼出聴守装置

遭難、安全及び呼出しのデジタル選択呼出用のMF/HF周波数を自動的に常時聴守する受信機である。

遭難、安全及び呼出しを受信すると警報を発し、これらの情報を表示し、印字する。

同装置の性能は船舶設備規程第146条の38の5(及び関連の船舶検査心得)と無線設備規則第40条の8の第1項(及び関連の郵政省告示)に規定されている。

主な性能要件を次に示す。

(1) 遭難周波数  MF 2187.5kHz

HF  4207.5kHz,6312kHz,8414.5kHz,12577kHz,16804.5kHz

(2) 誤字率  受信機入力電圧、1マイクロボルトにおいて1×10-2以下

(3) 記憶容量  受信された遭難呼出しが直ちに印刷されない場合には、20件以上の記憶

(4) 警報装置  呼出しを受信した場合は可視、可聴の警報(遭難呼出し等緊急な呼出しを受信した場合には特別な可視、可聴の警報)を発する機能

 

図2・8にVHF/MF/HFデジタル選択呼出装置の一例を、

図2・9にVHF/MF/HFデジタル選択呼出聴守装置の一例を示す。

 

 

 

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