日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 技術 > 海洋工学.船舶工学.兵器 > 成果物情報

通信講習用 船舶電気装備技術講座 【GMDSS】基礎理論編

 事業名 船舶の電気装備に関する技術指導
 団体名 日本船舶電装協会 注目度注目度5


外観は普通のトランジスタと変わらない。FETと普通のトランジスタの大きな相違は、2・3・2章で説明したようにトランジスタが電流で制御されるのに対して、FETは電圧で制御されるというところにある。そのためにFETの入力インピーダンスはきわめて大きく、接合形で 107〜1011Ω、MOS形で1010〜1014Ω程度である。

 

2・4・2 FETの動作原理

 

046-1.gif

図2・25 接合形FETの基本構造(a)と動作(b)

 

図2・25は接合形FETの基本構造を示したものである。図のようにN形半導体の両側にソースとドレインと呼ばれる電極があり、その中間にP形のゲートと呼ばれる電極がある。

いま、図のようにソースとドレイン間に電池VDSをつなぐと、ソースに注入された電子は(+)のドレイン電極のほうに引きつけられ、ドレインからソースに向かって電流が流れる。この電流の流れる部分をチャンネルと呼び、この場合はN形半導体なのでNチャンネルと呼ばれる。次にソースとゲート間に、逆バイアス(ゲートが(-)になるように電池VGSをつなぐと、ゲート付近の電子は反発されて図に示すように空乏層を生じ、しかもこの空乏層は逆バイアス電圧が高くなるほど広がるので、ソース・ドレイン間の電流は制限を受けることになる。このことから、ソース・ゲート間に入力信号電圧を加えることにより、ソース・ドレイン間の電流(出力電流)が変化して、信号の増幅が行えることがわかる。ゲートにN形半導体をチャンネル部にP形半導体(Pチャンネル)を用いるものもある。ソースがトランジスタのエミッタに、ドレインがコレクタに、ゲートがベースに対応している。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
23位
(31,553成果物中)

成果物アクセス数
304,824

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2019年11月16日

関連する他の成果物

1.通信講習用 船舶電気装備技術講座 【電気装備概論編】(初級用)
2.通信講習用 船舶電気装備技術講座 【電気艤装工事編】(初級用)
3.通信講習用 船舶電気装備技術講座 【電気工学の基礎編】(初級用)
4.通信講習用 船舶電気装備技術講座 【電気機器編】(初級用)
5.通信講習用 船舶電気装備技術講座 【電気艤装設計編】(中級用)
6.通信講習用 船舶電気装備技術講座 【電気装備技術基準編】(中級用)
7.通信講習用 船舶電気装備技術講座 【電気計算編】(中級用)
8.通信講習用 船舶電気装備技術講座 【船舶法規編】(中級用)
9.通信講習用 船舶電気装備技術講座 【試験検査編】(中級用)
10.通信講習用 船舶電気装備技術講座 【レーダー】基礎理論編
11.通信講習用 船舶電気装備技術講座 【レーダー】装備艤装工事編
12.通信講習用 船舶電気装備技術講座 【レーダー】機器保守整備編
13.通信講習用 船舶電気装備技術講座 【GMDSS】艤装工事及び保守整備編
14.通信講習用 船舶電気装備技術講座 【GMDSS】法規編
15.船舶設備関係法令及び規則 【資格更新研修用テキスト(強電用)】
16.船舶設備関係法令及び規則 【資格更新研修用テキスト(弱電用)】
17.船舶電気装備資格者名簿
18.「船舶の電気装備に関する技術指導」の報告書
19.船舶電子機器装備工事ハンドブック
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から