いま,最大電力値がImの交流で抵抗Rを加熱したのと同じ効果を直流Iで加熱するとすれば,それにはどんな電流をその抵抗に流せばよいかを考えてみると,もし,Imと等しい直流Iでその抵抗を加熱すれば,そのときの電力は I2Rであって, ちょうど交流の場合の2倍になるから, となる。
いま,最大電力値がImの交流で抵抗Rを加熱したのと同じ効果を直流Iで加熱するとすれば,それにはどんな電流をその抵抗に流せばよいかを考えてみると,もし,Imと等しい直流Iでその抵抗を加熱すれば,そのときの電力は I2Rであって, ちょうど交流の場合の2倍になるから,
となる。
図1・3 交流の電力
1・5 電磁誘導とインダクタンス 図1・4に示すようにコイルに直流電流Iを流すと、図の点線で示すように磁石と同じ磁界を作り、その磁界の向きは右ねじの進む方向がN極になる。そこで、これを右ねじの法則と呼び、できる磁界の強さ(磁束φ)は流す電流Iとコイルの巻数nに比例する。φ=KnI、Kは比例常数、である。
1・5 電磁誘導とインダクタンス
図1・4に示すようにコイルに直流電流Iを流すと、図の点線で示すように磁石と同じ磁界を作り、その磁界の向きは右ねじの進む方向がN極になる。そこで、これを右ねじの法則と呼び、できる磁界の強さ(磁束φ)は流す電流Iとコイルの巻数nに比例する。φ=KnI、Kは比例常数、である。
図1・4 右ねじの法則
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