したがって、これらE、I、P、Rの間には次のような関係ができる。
1・3 抵抗の直列接続と並列接続 図1・1のようにR1,R2,…Rn の抵抗を直列接続したときの合成抵抗の値Rは R=R1+R2……+Rn (1・4) である。また、図1・2のように並列接続したときの合成抵抗値Rは
1・3 抵抗の直列接続と並列接続
図1・1のようにR1,R2,…Rn の抵抗を直列接続したときの合成抵抗の値Rは
R=R1+R2……+Rn (1・4)
である。また、図1・2のように並列接続したときの合成抵抗値Rは
である。
図1・1 抵抗の直列接続
図1・2 抵抗の並列接続
1・4 交流の電力 交流の電流を抵抗に通した場合は、1・2で述べたオームの法則がそのまま適用される。すなわち、電流iを抵抗Rに流したときの電力Pは(1・3)式の第3式と同じで、 P=i2R である。こゝで、i=Imsin〔ωt〕であるので(Imは電流の最大値),
1・4 交流の電力
交流の電流を抵抗に通した場合は、1・2で述べたオームの法則がそのまま適用される。すなわち、電流iを抵抗Rに流したときの電力Pは(1・3)式の第3式と同じで、
P=i2R
である。こゝで、i=Imsin〔ωt〕であるので(Imは電流の最大値),
となる。この式で,第1項は時間によって変化しない項であり,第2項は時間とともにプラスになったり,マイナスになったりする項で,その変化の周期は元の交流の半分(周波数は2倍)である。これを図で示したのが図 1・3で電力はマイナスになることはない。
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