(備考)垂直配線の場合は上記取付け間隔を25%増加することができる。
-3.バンド、支持物及び付属品は、次の(1)から(4)に適合しなければならない。
(1) バンドは十分な強さを有し、ケーブルの被覆を損傷することなく固定できるものであること。
(2) 金属製のバンド、支持物及び付属品は、耐食性材料又は適当な防食処置を施したものであること。
(3) 非金属製のバンド及び支持物は、難燃性のものであること。
(4) 非金属製のバンドで固定したケーブルは、支持物の上に水平に布設した場合を除き、火災によるケーブルの緩みに対し考慮されたものであること。
2.9.18 ケーブルの布設
-4.導体の最高許容温度が異なる絶縁ケーブルは、できる限り同一帯金で束ねて布設することを避けなければならない。やむを得ず束ねて布設する場合には、いかなるケーブルも導体の最高許容温度の最も低いケーブルに許容された温度より高い導体温度にならないように使用しなけばならない。