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(1) 基本構造

結城ELの基本構造は、図7・18に示すように、パッケージフィルム、透明導電フィルム、発光体層、絶縁層、裏面電極層、により構成されている。

 

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図7・18

 

裏面電極層を除き、すべて透明な薄膜で形成され、XYマトリクスを構成するように、電極素線群が互いに直交に配置されている。図7・19のように、これらの電極間に交流パルスを印加し、選択された交点に高電界を加え、その交点画素が電界発光することにより、所定の表示を得ることができる。

 

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図7・19

 

(2) 特長

形状

高密度実装技術により、薄型ELパネルと電子回路が一体化され厚みも薄く軽量化されている。

表示

薄膜EL発光層の採用で鮮明な表示、広い視野角を持ち視認性に優れている。

 

 

 

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