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第4章 排出ガスの調査

 

CNG車の低公害性の確認および使用過程での排出ガスの経時変化を調査するためシャシダイナモメータ上で試験車両の窒素酸化物(NOx)等の排出ガス測定を行った。

 

4.1 調査内容

 

(1) 試験実施機関

(財)日本自動車輸送技術協会(JATA)昭島研究室

 

(2) 試験方法

(a) 試験車両

東京地区で営業走行試験を実施しているCNG車3台について新車時と約5,000kmごとの走行時点での排出ガスの測定を行った(各車両の主要緒元は第2章表2-1-1を参照)。また、この調査事業で最長の試験距離を走行した車両1台を用い、試験期間終了時の排出ガスを測定した。

なお、比較車両として東京地区の運送事業者が使用中のディーゼル車についてもシャシダイナモメータ上でD10・15モード、G13モードによる排出ガスを測定した。以下に主要諸元を示す。

 

表4-1-1 排出ガス測定対象ディーゼル車の主要諸元

076-1.gif

 

(b) 試験モード

ディーゼル自動車用D10・15モード、およびCNG車用G13モード(シャシダイナモメータ)での測定を行った。

これら試験モードの詳細は以下のとおりである。

 

 

 

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