・補助動力装置(PTOなど)が働いたとき、エンジン回転がもっと安定しなくてはならない。
・アクセルペダルのレスポンスが、ディーゼルなどと比べ低い。
・1充填当たりの走行距離が短い。
・燃料充填時間が、許容できないくらい長いケースがある。
・地域間でガス燃料組成が変化する。
・乗用車用の燃料供給、コントロールシステムを用いた場合、大排気量エンジンでは、電子・機械システムがより複雑になることがある。
・いくつかのケースではよりエンジンの出力が必要である。
車両運行に関するコスト:
車両の信頼性に起因するコストは、ディーゼル車と比較し極端に異なることはないという結果が得られた。但し、自動車メーカーの立場からすると、特別な管理下で行われたフリートテストなので、必ずしも正しいとは考えていない。
ユーザーのメリットは、車両コストが高いにも関わらず、燃料コストが安いことにある。これは、丁般的には正しいのであるが、地域、国により政策で価格はそのメリットの度合いは異なる。最近のヨーロッパにおける燃料小売価格例を下表に示す。