4.4 測定システムの安定性
ECE R49テストにおけるVOLVO THD 103 KBtエンジンの規制されたエミッションの標準偏差は典型的に各ガスの汚染の絶対価値の5%より低く、粒子状物質に関しては10%以上低い。このことはこれらの測定においてもまた事実であった。ガス状エミッションの平均標準偏差は典型的に2%以上低く、粒子状物質については4%以上低かった。
標準燃料はテスト期間を通じて3度テストされた(図5参照)。炭化水素、一酸化炭素、窒素酸化物および粒子状物質の排出の偏差はテスト期間を通じてテスト手法の標準偏差の範囲内であった。