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図14. 様々な自動車と燃料の組み合わせによるエミッションと反応調整後のエミッション

-カリフォルニア基準との比較-

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この研究の結果から以下のことが示唆される:

-先進技術や天然ガスの利用によって、改質ガソリンやアルコールより自動車のオゾン形成能を減らすことができる。

-改質ガソリンあるいはM85の使用は輸送のオゾン生成能を約10%から15%減らすことができる。これはAQIRPおよびPitstick研究に基づくものである。ガソリン自動車の代わりにディーゼルやバイオディーゼル自動車もまた、過渡的低排出ガス自動車より低いレベルで排出ガスのオゾン生成能を減らすことができる。

これらの結論はアネックスVIIの最終報告書第3章の1および3.1の結論に関係している(McGillその他、1995年)。

 

4.1.6 反応性測定:まとめ

アネックスVIIへの最終報告書(McGillその他、1995年)の中で、いくつかの反応性の研究が提供された(第3章の3.1)が、さらに多くのデータが必要だと判明した。ここで紹介された活動によっていくつかの知識ギャップが埋められたほか、環境に関する代替燃料の評価を改善するために必要とされる情報が提供された。

 

 

 

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