E85はガソリンを使う超低排出ガス自動車より約3倍大きいオゾン生成能を持っている。ディーゼルと菜種メチル・エステルは過渡的低排出ガス自動車と超低排出ガス自動車の間の範囲のオゾン生成能を持っている。
測定されたオゾン生成能により、フォルクスワーゲンは、標準ガソリンと関連した改質ガソリン、M85、E85、および圧縮天然ガスの反応調整係数を決定した。これらの反応調整係数値はカリフォルニア大気資源局の数字と並べて表17に表示してある。フォルクスワーゲンの反応調整係数値は圧縮天然ガスのケースを除き、カリフォルニア大気資源局で使用された数値より代替燃料に対して比較的良好となっている。自動車と燃料の組み合わせの反応を調整したエミッションが、カリフォルニアの過渡的低排出ガス自動車と超低排出ガス自動車の制限と並んで図14に表示してある。図に示してあるように、自動車の非メタン有機ガスX反応調整係数の数値は超低排出ガス自動車とE85の組み合わせを除き、それに該当するカリフォルニアの制限以下である。