第2のアプローチは、存在する個々の有機物質の総排出量を得るため、排出される有機物の特定を必要とする。これらの物質に、個々に割り当てられたオゾン生成能(個々の物質の1グラム当たりのオゾンのグラム数)を掛け、それをすべて足し合わせて非メタン有機ガスの総オゾン生成能を計算する。これを非メタン有機ガスの総グラム数で割ることにより、特定オゾン生成能(非メタン有機ガス1グラム当たりのオゾンのグラム数)が得られる。非メタン有機ガスのための反応調整係数は非メタン有機ガスの特定オゾン生成能を、同じ量の従来のガソリンで割り算することで計算される。従来のガソリンの数値は表12に表示してある。