データはエミッションの燃料成分の変化がエミッションにどのような効果を及ぼすかを計算できるような公式を決定するために使われた。公式は研究された燃料成分に近い燃料の改質のためにも使うことができる。テストは38の新しいあるいはコンセプトカーとエンジンで行われたため、公式は将来の事業用車両のエミッションの効果を計算する。この公式を利用して2010年時点での4つの異なった改質ガソリンと4つのタイプのディーゼルの効果について算定された。特別に硫黄成分の低い(30ppm)2つの改質ガソリンでは、窒素酸化物の排出量は3-6%減少し、炭化水素と上酸化炭素の排出量は約10%減少すると100ppmの硫黄成分を持つ2つの改質ガソリンは炭化水素と一酸化炭素の排出量が13-18%減少するが、窒素酸化物の排出量は3-6%増加する。すべての改質ガソリンは精製所において二酸化炭素(0.5-1.0%)のエミッションを増加させる結果となる。
ディーゼル全般に関して、窒素酸化物と粒子状物質を低減することが目標となっている。改質の度合いに応じ、窒素酸化物は小型自動車で1.5%、大型自動車で5.5%、粒子状物質資は小型自動車で8-17%、大型自動車で5-8.5%それぞれ減らすことができる。二酸化炭素のトレードオフはガソリンに関してより重要である:1-3%。
オートオイル研究でも、エミッション低減技術の可能性が注目されている(すなわち、エンジン技術の改善)。自動車業界によれば、部品や自動車によっては、2000年までに窒素酸化物、一酸化炭素および炭化水素を30-65%削減することが可能である。ただし、これを達成するために乗用車では1台あたり1000US$(約13万7000円、1998年9月現在)、バスでは1台あたり10,000US$(約136万5000円、1998年9月現在)の追加コストが必要となってくるだろう。