ELPI and SMPS number size distributions for different fuels
(3)中間まとめ
・RME燃料は、100nm近辺の微粒子濃度はきわめて低い。しかし、0.5ミクロンメーター以上の大きな粒子も観測された。
・RFD燃料の場合の質量分布はE対590に比べシャープであった。
・RFD燃料以外の場合、明らかに核生成モードが見られたのに、RFD燃料の場合は、40nm以下の超微粒子の核生成モードが無かった。
・RFD燃料の場合、核生成モードが無いのは硫黄分が非常に少ないためであると考えられる。文献によると、核生成モードにおける生成物は、硫酸、水及び炭化水素(固体粒子以外)の凝縮によるものと言われている。
・RME燃料の場合、100nm近辺の大きな粒子の濃度は炭化水素燃料の場合より低かった。