日本財団 図書館


Mr.Steve Heal(BOOKER、英国)

Mr.Steffen(Switss POST、スイス)

Dr.P.T.Wilbers(NOVEM、オランダ)

Mr.Ernst Reinhardt(エネルギ‐2000/エコプロセス、スイス)

Mr.Simon Collings(ETSU、英国)

笠松一郎 運輸低公害車普及機構常務理事、日本

永嶋功 全日本トラック協会交通環境部次長、日本

 

◇セッション発表◇

1]道路貨物輸送の燃料効率改善についての物流面での見通し

(Mr.Alan McKinnon)

道路貨物輸送のエネルギ‐、燃料効率改善という観点から、重要な項目に関し、包括的な話があった。

・道路貨物輸送のエネルギー効率改善項目として以下のものがある。

‐エンジン性能及び車両のデザインの向上

‐ドライバー・トレーニング及び報奨制度

‐燃料経済性管理プログラム

‐車両の積載効率の向上

‐貨物輸送量の需要の削減

・輸送に関する主な要素としては、以下の点が重要である。

‐モーダルスプリット(道路トン・km:総トン・km)

‐輸送密度(トン・km:総輸送量)

‐車両活用度(台数・km:トン‐km)

・道路燃料コストの見通しは以下の通りである。

‐物流コスト=売上高の7.5%

‐道路輸送コスト=物流コストの30%

‐燃料=道路輸送コストの20‐30%

‐燃料=売上高の0.5‐0.7%

・輸送の密度

売上げに対するトラックの走行距離の比率として、輸送の密度は表現できる。このような考え方での比較が必要である。たとえば、ドイツのマッシュルーム生産業者11社の例を示す。

500g売上毎の走行距離

平均 65m

最低 8m

最高 96m

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION