・フリートテストの実施機関
・自動車メーカー
・インフラ整備機関、部品メーカー
報告書では、複数の国で実施されたフリートテストから得られた経験をとりまとめる。報告書の主目的は、成功例や失敗例などの結果を分析し、将来のフリートテストや普及促成策の資とすることである。この他、報告書に記載されないような情報交換も目的になる。
活動計画
参加国は、政府のフリートテストに関する既存の報告書や(例:ドイツのリューゲン島、米エネルギー省の作業部会会合)、実施中のフリートテストから得られた個別の経験などを利用する。また、有効な場合は、ある程度非参加国の情報も利用する。最初の12カ月間は各プログラムに対するケーススタディーを準備する。
項目は次の通りである。
・プログラムの目的、ターゲット(ニッチ市場、デモンストレーション、一般市場など)
・現状
・利用されている車両(試作車、生産者、乗用車、軽トラック、バスなど)
・普及促進策による経験など。
その後の6カ月で運営機関は暫定報告書を作成する。専門家会合での討議、承認を経たのち最終報告書を作成する。
スケジュール
(数字は何月目かを表す)
1-3:初回専門家会合の設定・準備(運営機関)
3:専門家会合でケーススタディーの内容と形式を確定
4-15:ケーススタディーの準備(参加国)
16-21:暫定報告書の準備(運営機関)
22:専門家会合開催、暫定報告書の承認
23-25:最終報告書の作成(運営機関)
26-30:最終報告書の配布(参加国)
30:サブタスク完了
<サブタスク2>電気・ハイブリッド自動車に関する国家規制や法的措置
目的
以下を対象にした報告書を作成する。
・運輸部門のエネルギー問題を担当する政府顧問
・都市の大気汚染や温室効果ガスの問題を担当する政府顧問
報告書では、電気・ハイブリッド自動車の市場導入促進のための規制や法的措置による経験をまとめる。サブタスク2では国家レベルの事項について、サブタスク3では地方レベルの事項につい