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5]アネックス7(ハイブリッド自動車情報交換)

フェーズI参加国:ベルギー、フィンランド、日本、米国、オランダ、スウェーデン(スイス:参加検討中)

1998年6月にこのアネックスが発足した。計画は、以下の通り大きく2つに分かれている。

サブタスク7/1(欧州、北米、アジアでのハイブリッド自動車に関する現状の計画及び最先端技術の概要)

サブタスク7/2(重要なハイブリッド自動車技術についての解析及び議論)

98年12月末あるいは99年1月上旬に専門家会合を開催の予定であることが発表された。今後、年2回の専門家会合(当面は、99年1月、99年6月)を予定している。専門家の業務は以下のとおりである。

・専門家会合への参加

・サブタスク7/1の情報収集

・サブタスク7/2の協議文書の作成

・サブタスク7/2の評価に対する協力

 

(2)運輸に関する調整委員会(CCT)報告

CCTはEUWPの中に設置され、運輸部門に関係する各協定の代表者により構成されている。年1回開催される。

実施事項:協定間の情報交換を行い、協定間の協力体制を築くため円卓会議を実施する。次回は燃料電池に関する話題で情報交換する。

具体的方法:海外出張を少なくするため、他の行事と合わせて実施したり、電話会議、電子メールで情報を交換する。

議長(イタリアENEAのベローネ氏)が、戦略プランの作成に関しリーダーシップをとることが確認された。次回の会合は4月にパリで行われることが発表された。日本からは、日本自動車研究所の湊氏が既に、戦略グループの一員として活動中であることが伝えられた。

「運輸フォーラム」に関する詳細は未定である。今後、各協定よりノミネートされた人により、実行委員会が組織され、そこで議論される。

 

(3)新アネックスについて

1]アネックス8(市場導入)

提案国であるスイスより概要が説明された。このアネックスは、各国の低公害車導入プログラムを評価し、その成功、不成功の程度を各国の政府等に公表することを目的とするものである。計画案に対して、詳細データの入手の困難さ、アネックスIとの重複、評価基準が不明瞭等の指摘がなされた。このため、近日中にワークショップ(スイスのMuntwyler氏が企画)を開催し、計画の可能性を検討することとなった。特にアネックスΙ

 

 

 

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