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にハイブリッド、燃料電池等の新技術に焦点を当て、フリートテストの結果も盛り込み、新しいシミュレーションモデルを構築することが提案された。それに対し、産業界からの情報入手が不可欠だが、出来るかどうか、コスト効果を盛り込むことが必要、アネックス7との関係はどうなるのか、もっと焦点を絞る必要がある等の意見、コメントが各国メンバーより出された。

非常に広範囲な計画(市場調査、コスト分析等を含む)となっているため、計画案をより現実的に練り直す必要が有るとの指摘がなされた。

各国の反応は以下の通りである。

(フィンランド)同じようなことを国内では実施しているので、参加の可能性低い。

(フランス)国内でやっている。参加しない。

(スウェーデン)詳細なモデルに関する情報がほしい。

(オランダ)業界を巻き込むことはよい。市場の情報入手が可能なら参加できる。

(オーストリア)参加の可能性無い。

(カナダ)フェーズ1には満足しているが、フェーズ2には参加しない。

(米国)国内では、エネルギーインパクトのモデル作りしている。

(イタリア)オランダとほぼ同様。産業界を巻き込むいい機会。

(英国)産業界の参加は歓迎できる。しかし、英国は参加しない。

(ベルギー)中味がわからないので何とも言えない。

(韓国)2002年までは予算がとれているので、参加可能。それ以降は不明。

(スイス)参加したい。

(日本)国内では、環境影響評価を行っており、現時点では参加できない。

3]アネックス4(国際的に統一された電気自動車インフラの設計のための支援)

フェーズI参加国:英国、韓国、米国、オランダ

運営機関がEVを導入する際のインフラに関する解析しているという現状報告がなされた。99年4月に中間報告をし、99年7月にフェーズIの最終報告を発行予定。現在提案中のアネックス8(市場導入)との協調の必要性が指摘された(インフラは市場障壁の主要素であるため。)。フェーズIIに移行する可能性は低い。

4]アネックス5(電気自動車用新型バッテリーとキャパシタに関する調査研究)

運営機関代理人が、シンポジュウムの開催の結果等の活動内容の報告を行った。

【フェーズII】

フェーズIIでは会合を減らし、コスト削減をすることが代理人により提案された。しかし、計画内容が十分練られていないことなどにより、計画案は、次回執行委員会で再提出、再検討することとなった。

各国の反応は以下の通りであった。

(イタリア)現時点では、参加できない。

(米国)参加の検討はしている。

(スウェーデン)計画が不明確であり、参加できない。

(オーストリア)継続して参加したいが、予算の都合で情報交換レベルなら可能。

 

 

 

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