水素アルコールバイオマス技術開発室主査 能登谷修
JARI:エンジン・環境研究部部長主席研究員 岩井信夫
エンジン・環境研究部主任研究員 瀬古俊之
/議長/Mr.Ben van Spanje(オランダ)
/事務局/Mr.Claes Pilo(スウェーデン)
/IEA事務局/Mr.Michael Landwehr
1.2.2 執行委員会議事概要
以下の議事に沿って議論が行われた。
1. 議事次第の承認
2. 第22回執行委員会議事録承認
3. その他議事録に関して
4. 活動中のアネックスの承認(9、10、12、13、14、15、16、17)
5. 新提案のアネックス(1.3項参照)
6. 他の実施協定との協力
7. 新加盟国、新規契約・提携団体
8. 1989年および1999年の年間報告書
9. 議長ならびに副議長の選出
Mr.Ben van Spanje議長の退任に伴い、フィンランド技術研究所(VTT)のDr.Nils-Olof-Nylundが新議長に選出された。副議長はNEDO水素・アルコール・バイオマス技術開発室の新井室長の後任である徳下善孝室長が務めることとなった。
10. 次回執行委員会
開催時期は1999年6月頃と合意された。開催地については、新規加盟国のノルウェーまたはデンマークが開催地の候補となっており、今後、両国の代表者が調整して決定することになる。
執行委員会における主要トピックス
[実施協定名称変更]
本実施協定の研究対象を広げるべく、協定の名称を「自動車用代替燃料実施協定」から「自動車用先進燃料実施協定」と変更されることが決議された。これによって、これまで代替燃料とされてきた燃料に限らず、研究・開発などの取り組みによって検討段階に入った燃料までを幅広く視野に入れていこうというものである。近年、新たに提案されるアネックスは、こうした実状を反映しているといえよう。
また、この協定は1999年8月31日から5年間の第2段階の活動がスタートすることが決議された。