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「危険物の海上運送に関する調査研究」報告書

 事業名 危険物の海上運送に関する調査研究
 団体名 日本海事検定協会 注目度注目度5


議題5:BCコードの見直し(固体ばら積み貨物の特性評価を含む。)

 

DSC 4/5(IACS):固体ばら積み危険物に関する通風要件

概要:この文書は、1966 LL条約は、通風口の高さは閉鎖装置の有無による旨を規定していることを指摘している。BC Code及びSOLASにおいて閉鎖装置の必要性またはその反対を明記することを示唆する。

1 DSC 1/7/2においてIACSは、LL条約で要求される通風口の高さ及びBC Codeの通風要件の関係の問題を提起した。

2 同文書は、SLF 40においても言及された。

3 SLF 40の満場一致の見解は、LL条約は適用されるべきであり、妥協してはならないというものであった。SLF 40はまた、LL条約を満たす際にはSOLAS条約第II-2章第54規則に適合する適切な措置がなされるべきであるが、この問題についてはさらにDSC小委員会で検討すべきという見解であった。

4 このことはDSC 2で検討され、最初の段階として、BC Codeに記載される全ての物質は、通風要件に関して一貫した考え方に基づいて見直すことが合意された。そしてオランダからDSC 3/11/1が提出された。

この文書はSOLAS条約第II-2章第54規則、第VII章及びBC Codeに言及しているが、LL条約には言及していない。

5 この点に関するLL条約の関係は、閉鎖装置を持たない通風口は、閉鎖装置を有する通風口よりもかなり高い位置に設けることを要求されていることである。そのため、「自然通風、機械通風または表面通風の別がBC CodeまたはSOLASで明記されたとしても、その通風口には閉鎖装置を設けるべきか否か」の問題が生じる。例えば、もし指定された通風が連続であるならば、通風口は常時開いていることが要求されるため、通風口に閉鎖装置を設けてはならないことになる。従って、これらの通風口は閉鎖装置を有する通風口よりも高い位置に設置することがLL条約により要求される。フィンランドはDSC 3/3/3により、通風ファンは通常は動作しているべきであることを提案している。こうした場合に、閉鎖装置は要求されるのであろうか。

6 例えば、通風口に閉鎖装置を設置してはならないほど、連続通風が要求されるかどうか、またはそうではないのかについて、小委員会は専門的意見を求められている。LL条約の実施のため、この判断は責任ある者によってなされる必要があると考えられる。

6.1. IACSはこの点について、圧倒的多数の通風口高さの申請(「船級審査を求めてくる実際の船舶の通風口の高さ」の意と理解した。(訳者注))は、閉鎖装置を有する方に属する低いものであるという事実に基づいている。閉鎖装置を有しない高い通風口位置に属するものは非常に少ない。

6.2. もし、小委員会の見解が、SOLASまたはBC Codeが「常時作動する」または「連続的」通風を要求する時には通風口に閉鎖装置を設けるべきでは無いというものである場合、現在用いられている低い通風筒の縁材については、膨大な数の改造が必要となる。

7 閉鎖装置を設けるべきか否かという問題をBC Code及びSOLASで明確にすることは理にかなっていると思われる。その場合、通風口の高さに関する上条約の要件が基礎となるであろう。

小委員会に要請される行動

8 小委員会は以上の情報を考慮し、適切に対処されたい。

 

DSC 4/5/1(豪):BCコードの貨物情報に関する記載方法改正案の例示

概要:BC Codeを見直しにおいて小委員会は、特定の貨物について全ての関連する情報を得るには幾つかの付録を参照する必要性に起因する混乱の可能性を認識している。現在のBC Codeの構成について、この文書は、特定の貨物に関する情報は改正BC Codeの中で一箇所に集めることができることを示している。提案された書式が船長により広く受け入れられていることは経験により示されている。情報の提示の例はこの文書の付録に示されている。

1 小委員会は前回会合で、DSC 4においてはBC Codeの全面見直しのWGを設けることを決定した。この件について各国はコメントを求められている。

2 この見直しの理由は、幾つかの一般的なCodeの改正の必要性を含み、特に、我が国によってなされた付録Aの新書式及びオランダ及びカナダによってなされた固体ばら積み貨物の通風要件に関する継続作業である。さらに、我が国の作業は、現在のBC Codeの書式、正確な命名、物質の特定及びある特定の貨物について関連する全ての情報の得るのに幾つかの付録を参照する必要があることに起因する混乱の可能性を明らかにした。

3 オーストラリアは、個々の物質に関する情報が可能な限り多く貨物に関する一つのEntryに含まれればCodeはより使い易くなると考える。このことにより、物質の性質がCodeの複数の付録に分かれて記述されていることに起因する懸念や混乱を避けられるであろう。

4 1992年、オーストラリアは「固体ばら積み貨物の安全荷役と海上運送に関するオーストラリアの説明書(the AMSLOT Manual)」を発行した。この説明書は、基本的にはBC Codeにある各貨物に関する情報を一つのEnteryに含めたものである。この説明書は、変更や追加を全体の再印刷なしに行えるよう、ハードカバーのルーズリーフ型式で印刷されている。

 

 

 

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更新日: 2022年6月25日

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