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○ 小委員会への要請事項:パラ6

○ 関連文書:DSC 3/15 para.3.4.5

前書き

1 DSC3において小委員会は、IMDGコード利用者が、隔離要件について視覚で利用できるように詳細な図表を作成することにより、コンテナ船隔離表15.3.2及びローロー船貨物輸送ユニット隔離表15.4.2に関する統一解釈及びビジュアル化を規定する蘭提案(DSC3/3/5)検討した。

2 小委員会において、E&Tグループの最終審議の後、新様式IMDGコードにこの図表を取り入れることが合意された。

3 小委員会は、更にオープントップコンテナ船に係わる15.3.3表のビジュアル化した図表も含めることが有益であると考えた。

提案:

4 IMDGコードのすべての利用者にオープントップコンテナ船におけるコンテナ相互の隔離に統一的解釈をさせるためにビジュアル化することにより解釈が異なってしまう問題を解決し、新様式IMDGコード第7章7.2.3.3表にこの図表を含めること。

5 オープントップコンテナ船/ハッチレスコンテナ船におけるコンテナ相互の隔離に関する統一解釈及び図表提案は、次を強化している。

・使用される記号の解説

・関係用語をビジュアル化することにより生ずる図表中の隔離用語の追加定義

小委員会への要請事項:

6 小委員会へ新様式IMDGコードの第7節7.2.3.3表に現行15.3.3に係わる隔離要件の統一解釈及びビジュアル化提案を検討するよう要請する。

ANNEX:1頁〜24頁

 

DSC 4/3/3(EmS WG議長):EmSの改正(EmS WGの報告)

○ 主要点:この提案文書は、EmSに関する新スケジュール例を示しているWGの報告であり、船上における火災及び漏洩処理に関する専門的知識を有する海事関係者のWGへの更なる参加を要請するものである。

○ 小委員会への要請事項:パラ6及び7

○ 関連文書:DSC 4/3及びDSC 3/3/19

作業の原則

1 独提案(DSC 3/3/19)に基づいて、グループは、次の3の原則に従って作業することを決定した。

(1) 総則及び多くのEmSスケジュールと共にEmSの原則概念は、変更しない。

(2) EmSスケジュールは、2のグループに分ける。

1] 火災処理に関するグループ

2] 漏洩処理に関するグループ

(3) グループは、次の事項から構成する。

1] 独立した一般ガイドライン

2] EmSスケジュール(非常措置に従ってグループ化された)

2 現行のEmSスケジュールに使用されている語句は、かなりの長きにわたって周知されてきており、改正スケジュールにおいて該当する場合は、これらの語句を使用している。現行スケジュールに推奨されている火災の措置については、詳細に検討され、船上において現在使用されており要求されている基準装備に基づいての変更が提案されている。最終的にすべてのスケジュールが作成されてはいないが、多くのスケジュールは、著しく減少するであろう。結果的には、よりシンプル、かつ、正確な勧告となろう。

一般的ガイドライン:

3 これらのガイドラインは、付録1に例として示されているように暫定的に作成された。これらの重要な措置に注意を喚起するために、グループは、国際的に合意されているISOの記号及び色彩を使用するよう提案している。(実例は、DSC4にて配布される予定)

EmSスケジュール:

4 多くのスケジュールは、暫定的に作成されている。グループは、これらについて最終的なものとしてみなしていないが、2つの例を一般的様式を図示するために添付した。(付録2及び3)

5 WGは、IMDGコードに収録されているすべての品目に関する消火措置に対し特別スケジュールを割り当てた。従って、漏洩スケジュールに関する言及についても含まなければならない。数千の危険物に関するこれらの作業には、かなりの時間を要し、更なるWG会合の開催が必要である。

 

 

 

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