付録2
IMO第4回DSC小委員会提案文書概要
(1999年2月22日〜26日;ロンドンIMO本部)
議題1:議題の採択
DSC 4/1(事務局) 暫定議題
(前頁参照)
DSC 4/1/1(事務局):暫定議題の注釈
○ DSC4用の参考文書及び情報
1 各議題の重要項目に関する小委員会に要請する行動についての要約。暫定作業計画が添付されている。
○ 議題3-IMDGコード、Annex I及び関連文書(EMS、MFAG)の第30‐99回改正
2 小委員会にE&Tグループの報告を原則的に承認し、特にパラ52に記載されている事項について行動するよう要請する。
パラ52:
.1 はしけ内にばら積みする貨物の問題を検討すること。(18項);
.2 特定の物質のための特定の包装方法の割り当てをする場合に考慮すべき一般原則を承認すること。
(28項);
.3 高い蒸気圧を有する毒性又は腐しよく性の物質のための特定の包装方法の割り当てに関するフランクフルトWGの検討結果を承認すること。(29項)
.4 (33項)に記載のあるE&Tグループが決定した事項に合意すること。;
.5 長国際航海ためのポータブルタンクの規定に適合しているガス用のタンク自動車の使用を承認すること。;
.6 ある種のポータブルタンクの使用を2010年までに制限する提案を検討し承認すること。;
.7 危険物一覧書書式の修正を承認すること。;
.8 1999年9月後半2週間及び2000年春DSC5の翌週1週間の会期で中間会合開催をMSC71が承認するというE&Tグループの要求を承認すること。(50項);
.9 必要であると判断した場合、新様式コードの出版と発効に関するタイムテーブルを見直すこと(50項)。
3 小委員会にこの議題関連の下記事項について更に要請する。
.1 EmS作業グループの議長により提出される報告書について審議し承認すること。この報告書は、作業グループの強い要求を含んでいる。即ち、追加の情報、応援及び救命活動に経験のあるメンバー並びに危険物輸送に経験のある海事関係者からの参加を要請している。
.2 中間会合において最終案が作成されるクラス7の新様式案について審議し承認すること。
.3 隔離グループに関するオランダ提案を審議し承認すること。
.4 危険物一覧表の様式案を是認すること。
○ 議題4-MARPOL 73/78附属書IIIの実施
4 小委員会に下記のMEPC42の結果を通知する。
.1 容器に収納した海洋汚染物質の定義に関する基準である着臭汚染を削除するMARPOL 73/78附属書IIIの付録の改正提案
.2 IMDGコードの強制化に関する小委員会の活動範囲並びにMARPOL附属書III改正の必要性及びこの改正を小委員会の活動範囲及び作業計画に含めるべきかどうかを明確にする審議
○ 議題6-IMDGコードを強制化するためのSOLAS条約第VI章及び第VII章の改正
5 小委員会にIMDGコードの強制適用に関するDSC3における作業グループの報告を審議するよう要請する。(DSC 4/6) W/Gメンバーは、特に報告書の付録1に添付されているSOLAS第VII章改正の第1回目の案についてコメントをするよう要請された。(DSC 3/15、パラ6.12)
6 MSC69において、強制化されたIMDGコードを将来改正する場合のSOLAS条約第8条の規則を適用して改正する時に生ずる困難性に関する日本提案(MSC69/9/5)が審議された。この方法で改正された場合、改正の実施に遅延を生じ、他の輸送モードとの要件の不一致を生じさせる。MSCは、DSC4においてIMDGコードの迅速な改正実施を確実にする方法を見出すために、IMDGコードの強制化作業の一部として本件を検討するよう要求した。
○ 議題5-BCコードの見直し(固体ばら積み貨物の特性評価を含む。)
7 DSC3会合において、下記の検討事項を含めBCコードの包括的見直しのために、MSCにより作業計画にこれらの対応する案件を含めることを条件として、DSC4にて作業グループを設立することが合意された。
MSC69において、小委員会の作業計画に「BCコードの見直し」に関する案件を含めることが合意された。
.1 付録A、B及びCの改正-E&Tグループ及びBCコードに使用される用語に関する蘭からの提案問題点の審議