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(14) E&Tグループは、原則的にすべての液体/固体形態の危険物について品名の末尾に大文字で「液体」又は「固体」を表示し、これらの品名を国連危険物専門家委員会(以下「UNCOE」)に提出することを決定した。

(15) E&Tグループは、同一国連番号で液体又は固体である物質については、DGリストにおいて別々の品名で示す必要があるが、関係する欄において同一内容の性状及び注意事項は繰り返す必要はないことに合意した。E&Tグループは、性状及び注意事項とSPとの間で内容が異なる場合は、SPを優先することを決定した。更に性状及び注意事項が海事関係者にとって重要であり強制的な規定の内容を含む場合、SPとして記述されるべきことを確認した。

(16) 更に国連モデル規則にSPが規定されておらず、IMDGコードにのみSPが規定されている場合であっても、これを適用することを決定した。

(17) E&Tグループは、国連モデル規則とIMDGコードにおいて正式品名(PSN)が異なる場合、IMDGコードのPSNを使用すべきである旨合意した。英国は、これらの異なる品名のリストを9月の国連専門家委員会に提出する予定である。

(18) SP109、223及び279がIMDGコードになく国連モデル規則に存在することがE&Tグループにより確認された。E&Tグループは、国連モデル規則にSPが存在する物質に関して新様式IMDGコードに使用することを決定した。

(19) 海洋汚染物質を取り扱う場合にSP223は、不明確な点があることが認識されており、E&Tグループは、海洋汚染物質でない物質に対して該当する場合には、SP223の他にSP601を使用する旨決定した。更に新様式IMDGコード関連のすべての新規SPについては、900番台を使用する旨合意した。

(20) E&Tグループは、性状及び注意事項欄にある物質については、スケジュール番号を参照していることに気づいた。これらについては、具体的に記述することを決定した。

(21) 削除

(22) E&Tグループは、国連番号2024、その他の水銀化合物がコードの索引にPPとして示されるべきことを決定した。また、塩化水銀及び硫化水銀も同様に扱うことを決定した。

(23) E&Tグループは、DSC 3/5/Add.2の固体物質等 例えば粉末又は粒状物質 の輸送用のポータブルタンクに関する特別要件を新様式IMDGコード6.8節として付録として含める旨合意した。

 

 

 

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