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(3) 審議の概要

以下E&Tグループの報告のパラグラフに従って概要を報告する。( )は、報告書におけるパラグラフ番号を示す。

1] 様式替作業

(7) E&Tグループは、DSC 4における決定及び指示事項を取り入れること並びにMSCへの報告として作成することを条件に様式替えIMDGコードが原則的に承認されたことを銘記した。

(8) 第30回改正作業を促進し、更に容易にするためにE&Tグループは、各国代表により作成された内容を取り入れているDGリストを検討した。

(9) エアゾール、国連番号1950を検討しE&Tグループは、エアゾールの関連IMO規定が適切でなく成分中の毒性について考慮していないので、DGリストにおいてSP190及びSP277を適用することを決定した。

(10) E&Tグループは、小委員会において原則合意されたベルギー提案(DSC 4/3/4)危険物リストの様式替えを検討し、事務局にクラス4.1のSRS及びクラス5.2の有機過酸化物を海事関係者が使用できるようにDGリスト又は事務局に都合のいい他の箇所に付録として取り入れるよう指示し、ベルギーの代表は、この旨合意した。

(11) E&Tグループは、DSC 4で合意された一般原則及びE&Tグループ会合での検討結果を考慮しDGリストの策定作業を次にように分担することに合意した。

バハマ:クラス8

ベルギー:クラス3及び5.2

フランス:クラス5.1

ドイツ:クラス4

オランダ:クラス6.1

英国:クラス1

米国/カナダ/HMAC:クラス2、6.2及び9

(12) E&Tグループは、クラスごとにDGリストにおける正確な技術用語に関し責任ある各国代表が、1999年4月15日までに事務局までDGリストの最終版を提出することを決定した。

(13) E&Tグループは、DGリストを作成するときにIMDGコード第29回改正及びDSC 4での検討結果を考慮することを力説した。

 

 

 

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