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(10) 危険物の通風要件(議題10関連)

本議題は議題5の下で審議された。((5)8]節参照)

 

(11) 作業計画(議題11関連)

今回作業が終了した議題(INFコードの強制化)を削除し、作業が継続している議題(IMDG 30回改正・様式改正、MARPOL附属書IIIの実施)の目標年が2000年に延長された。また、事務局は、次回会合のWGとして、訓練要件、BCコードの見直し、EmSの三つが考えられるとした。

なお、次回DSC 5は、2000年2月7日から11日、E&Tグループは1999年9月27日から10月8日及びDSC 5の次の週に開催される予定である。

 

(12) 議長の選出(議題12関連)

仏より、2000年の議長として、新たに韓国のMr. Choiを推薦する提案が出され、リベリア、バングラディッシュ、日本、ノルウェー、中国、サイプラス、独、ギリシャ、豪、フィンランド、英、スペイン、米、エジプト、加、蘭の支持により了承された。また副議長にはベルギーのMr. Van Lanckerが再選された。

 

(13) その他の議題(議題13関連)

DSC 4/13に基づき、独は、各国に対し認めているコンテナ安全承認版材質に関する情報を提供するよう要請した。IICL及びスペインは、アルミニウム・ホイルの耐久性等に疑問があるとの意見を述べ、リベリアは、独は情報提供を求めているだけで、その結果を踏まえて必要に応じ検討すればよいとの立場をとった。結局、議長の判断により、独に対し、今後、本小委員会にアルミホイルの状態など詳しい情報を、各国の関連の情報提供を促すCSC/Circ.案とともに、提供するよう要請することとなった。

DSC 4/13/1に基づき、独は、現在のCSC条約における長手方向緊ていに関する静的試験に関する解釈を説明し、本提案は規則の改正でなく明確化を行うものであることが強調された。ノルウェーは、静的荷重2Rは明らかに動的試験ではないのは明らかとし、独の解釈に理解を示した。特に独の解釈に異議を唱える国はなかったため、議長は、独に対し、CSC/Circ.100に設ける解釈案を本小委員会に提案するよう求め、独はこれに同意した。

 

 

 

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