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(7) INFコードの強制適用(議題7関連)

(省略)

 

(8) 貨物に関連するIMO文書と訓練要件の実施(議題8関連)

1] 総会決議A.537(13)の見直し

危険物を運送する船舶の職員及び部員の訓練に関する総会決議A.537(13)の見直しについては、本年1月開催の第42回STW小委員会が見直し作業を次回会合に延期した為、同小委員会の作業を待って見直しを行う事とした。

2] 貨物関連事項に関わるIMOの諸規定及び教育訓練要件の実施

(イ) プレナリーにおける審議

本会合への提出文書、DSC 4/8(事務局)、DSC 4/8/1(米)、DSC 4/8/2(スウェーデン)の文書がそれぞれ紹介され、詳細審議はWGを設置して行う事となった。バハマは事務局提出文書のANNEX1、すなわちFAL委員会のSPI WGにて作成された教育訓練課目に含めたい規則のリストについて、その位置づけについて質問したが、SPI WGの議長及び事務局はDSC 3にて策定され、MSCにて承認された行動計画に基づき、各国が提出した訓練に関する情報を整理し、優先順位を付けたもので、単なるガイダンスに過ぎないと説明した。しかし、バハマはこうした作業がSPI WG独自で進められる事に懸念を示し、CIFIC、ギリシャ、リベリアがこれに同調した。この為、WGの作業経過については金曜日に文書でプレナリーに報告すると共に次回会合にて詳細審議のうえ、必要があればSPI WGに報告することとなった。

(ロ) WGにおける審議

WGへの付託事項は

(i) 陸上要員の教育訓練要件の策定

(ii) IMDGコード新第28節(訓練)草案の見直し

(iii) 金曜日にプレナリーに対し文書で経過報告

(iv) DSC 5、E&Tグループ及びFAL 27に対しての報告書作成

教育訓練要件の策定については、陸上要員にのみ適用される事を明確にし、DSC 4/8をベースにICAOや欧州連合の資料を参照し、WP.4及びWP.7/Add.1をとりまとめた。

 

 

 

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