(ロ) プレナリーにおける議論(WGの設置前)
ピートモス(カナダ)については、フィンランドとオランダの支持により、本年5月に催される海上安全委員会(MSC 71)における承認のため、改正案をE&Tグループで仕上げることとなった。
Brown Coal (Lignite) Briquettes(オーストラリア)については、ドイツ、オランダ、英国の支持があり、WGでコードの改正案を検討することとなった。
(ハ) WGにおける議論
Brown Coal (Lignite) BriquettesのBC Code付録BへのEntry案が検討され、二酸化炭素計測に関する事項を削除する等の修正が行われ、案が作成された。
(ニ) プレナリーにおける議論(WGの報告後)
特段の意見は無かった。
(ホ) 今後の取扱い
二つの改正案は採択のため本年5月に開催される海上安全委員会(MSC 71)に送られる。
8] 個品危険物の通風要件
(イ) 経緯、主な提案文書及び日本の主張
第29回改正後のIMDG CodeのGeneral Introduction第17節により、ro-ro貨物区域に危険物を積載した場合連続通風が要求されることなった。フィンランドは前回会合において、連続通風を行った場合、気象条件によっては、貨物の凍結や結露により、貨物の運送に支障を来たし、場合によっては逆に安全が損なわれる恐れもある旨を指摘し、第17.5.4節の改正を提案した(DSC 3/3/3)。この提案は今次会合において審議されることとなった。
フィンランドは昨年5月の第69回海上安全委員会にも同様の提案を行ったが(MSC 69/9/3)、この提案も本小委員会の今次会合で審議されることとなった。
(ロ) プレナリーにおける議論(WGの設置前)
フィンランドによる提案内容の説明が行われ、議題5に関するWGで検討することとなった。