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(44) 隔離グループの問題に関し、非危険物をカバーする規定もIMDGコードに採用することに合意した。

(45) グループは、各種の隔離グループへの物質の割り当てについて検討し新様式IMDGコードのPart 3に隔離グループを採り入れることを提言した。

(46) 蘭代表は、隔離グループに関する文書をDSC 4に提出することを約束した。

6] 少量危険物

(47) DSC 3における討議の結果を受けて、グループは少量危険物のための運送書類及び表示要件について検討し次のとおり合意した。

.1 "クラス…の少量危険物" の用語は、輸送物の表示のために危険物リスト中の正式品名に代えて使用することが出来る。したがって、国連番号は輸送物に表示する必要はない。

.2 "クラス…の少量危険物" の用語は、運送書類中に危険物リスト中の正式品名に代えて使用することが出来る。(輸送物に収納されている)全ての物質の国連番号及び容器等級は、第9節(新5.4章)により要求されるその他の記載事項とともに記述されなければならない。この場合、第9節(新5.4章)により要求される "Limited quantities" の文字は省略して差し支えない。

7] 危険物一覧書

(48) FAL委員会の要請により、グループは提案された書式についてコメントし、それらをDSC 4に承認を得るために提出することを事務局に要請した。改正書式(案)はAnnex 7に示す。

8] 未完成の作業

(49) E&Tグループは、DSC 4において承認される予定のIMDGコードの書式変更を完了することが出来なかった。次の作業が未だ未完成である。

.1 書式変更IMDGコードの規定文の第2回読み直し(Second reading)

.2 危険物リストの1st reading及び2nd reading

.3 強制化の対象となるコードのPartの識別作業完了

.4 危険物リストに小型容器の包装方法 (Packing Instruction)、IBCの包装方法 (IBC Instruction)及びポータブルタンクの包装方法(Tank Instruction)を割り当てる作業

.5 Marine Pollutant

.6 小型容器の包装方法及びIBCの包装方法を採り入れることに関連するPart 4の関連規定の検討

 

 

 

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