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(19) 固体ばら積み貨物の定義をBCコードに定める定義に合わせて改正することに合意した。グループは、この改正はもっと検討することが必要でありBCコードの改正に関連させて検討できることを認識した。

(20) IMDGコード第29回改正の内容は米国が準備した文書を基にして様式変更コードに採り入れられる。Part1から7までの改正テキストはDSC 4/3/Add.1及びAdd.2に紹介されている。

(21) 危険物リストについては、時間が無くてグループは数ページのみしか検討できなかったが、基本的な改正手順を確認した。

(22) グループは、危険物リストの編集を要領よく進めるために各国委員に作業を次のように振り分け、作業結果を12月末までに事務局に提出することとした。バハマ(クラス8)、ベルギー(クラス3及び5.2)、仏(クラス5.1)、独(クラス4)、蘭(クラス6.1)、英(クラス1)、米国/加/HMAC(クラス2、6.2及び9)

(23) 危険物リストの仏語及びスペイン語への翻訳はまだ開始していないことが事務局から報告された。現段階のものでDSC 4/3/Add.3として提出される危険物リストが三カ国語でDSC 4において各国コピー1部毎必要であることにグループは合意し、事務局は適当な措置を執るよう要請される。

(24) グループは、コードのどの部分を強制化の対象とするかについて検討した。2.0章から2.2章及び2.4章だけを検討し、これらの章は強制化すべきであることに合意した。原則として、該当する場合 "should" を "shall" に置き換える必要がある。

2] 容器関係

(25) 米国代表は、前回(1997年2月)のE&Tグループ会合以降、包装方法(Packing Instruction)の策定問題が3回の会合、すなわちオタワWG(1998年3月)、第15回国連小委員会(1998年7月)及びフランクフルトWG(1998年9月)、において検討されたことを報告した。

(26) 容器要件の検討を開始する前に議長は、今回の会合では固体の主容器表(002)及び液体の主容器表(001)についてはDSC 3の決定事項を考慮して2月のE&Tグループで策定されたものである故に、これらを検討すべきではない旨の提案を行った。

(27) さらに議長は、DSC 3における容器の許容量に関する決定が第15回国連小委員会においては容認されなかったことも合わせ報告した。

(28) グループは、特定の物質のための特定の包装方法を割り当てるに当たっては、次の一般原則を考慮すべきことに合意した。

 

 

 

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