転居前の居住形態別(持ち家、借家の別)に、転居への評価をみると、転入では「良くなかった」に差がみられ、転居前に持ち家に居住していた高齢者では3.0%が移動は「良くなかった」としているのに対し、転居前に借家に居住していた高齢者では11.2%が移動は「良くなかった」としており、転居前に持ち家に居住していた高齢者より高い。
市内転居では逆に、移動して「良かった」という割合に差がみられ、転居前に持ち家に居住していた高齢者では54.9%が移動して「良かった」としているのに対し、転居前に借家に居住していた高齢者では60.0%が移動して「良かった」としており、転居前に持ち家に居住していた高齢者より高くなっている。(表8-4)
表8-4 転居前住居形態別移動の評価